13.悲しき墓標
作詞:高見沢俊彦
作曲:高見沢俊彦
土砂降りの街を走りだす
あいつが死んだハイウェイに向けて
アクセルふかす右手に
冷たい雨が突きささる
悲しき墓標は
インターチェンジの滑走路
あの時 風に舞う赤いヘルメットが
鮮やかにこの胸に焼きついているかぎり
俺の心泣くように走る Run Away
シネマのディーンそのままに
自分で夢を吐き捨てちまった
あいつの乾いた魂は
この胸深く突きささったまま
悲しきレクイエム
トップギアのうなりだけさ
あの時 あいつが振りきった空の色
鮮やかにこの胸に焼きついているかぎり
時を越えて 泣くように走る Run Away
72年18の夏は
二度とはもう帰らないけれど
まぶしい想い出は
俺の夢と走り続ける
土砂降りのハイウェイ突っ走る
あいつの悲しき墓標に向かって
あの時 風に舞う赤いヘルメットが
鮮やかにこの胸に焼きついているかぎり
俺の心泣くように走る Run Away
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